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健康情報(チョット耳よりな話)

~これでスッキリ 便秘の悩み 便秘はなぜ起こる?~

チョット耳よりな話
■便秘とは

便秘には「何日以上排便がない」といった日数や便の量等の基準はありません。
健康な人は普通1日1回の便通がありますが、中には2~3日に1回の人もあり、それでも充分に満足でき、また不規則な排便であっても苦痛を感じない場合は便秘ではありません。
毎日便通があっても苦痛や残便感等不快感を伴う場合、「便秘」とみなします。

■便秘の原因

便秘はさまざまのことが原因で起こりますが、主なものは次の5つです。

1. 小食及び水分不足
食べ物が便のもとです。小食が便秘を起こします。その為、ダイエットには注意が必要です。また水分をとらないと便が硬くなり便秘となります。規則正しく食事をすることも大切です。
2. 食べ物の繊維不足
食物繊維は腸で消化されず、便として排泄されます。繊維は便通を整えると共に腸を刺激し、スムーズな排便を促します。また、繊維は腸内細菌の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。
3. トイレに行くのを我慢してしまう
便意が起きた時はすぐトイレへ行きましょう。我慢すると排便反射が起こりにくくなり、便秘習慣がつきます。
4. ストレスがたまっている
環境の変化や人間関係等でストレスを受けると、自律神経のバランスを崩し、ケイレン性便秘を起こしやすくなります。
5. 運動不足
運動不足は大腸の運動リズムの乱れにつながります。また、便を出す時の腹筋も弱くなります。
■便秘の種類について

便秘の種類には急性便秘と慢性便秘があります。ここでよく悩みとしてでる便秘はいわゆる慢性便秘、その中の習慣性便秘のほうでしょう。
習慣性便秘にはさらに3つのタイプに分かれます。

1. 弛緩性便秘
便秘の多くはこのタイプです。大腸の緊張がゆるんでいて、蠕動(ぜんどう)運動が弱く、便意を感じなくなっています。虚弱体質、無力体質の人に多くみられます。内臓下垂の人、病気の後で体力が低下した場合に起こりやすくなります。
2. 直腸性便秘
便が直腸に達しても便意が起きず、蠕動運動が始まらない場合をいいます。忙しくてトイレに行かず、我慢をしたり、痔で排便を抑える、また浣腸を繰り返して年老いて神経が鈍くなったりすると起こりやすくなります。特徴としては太くて硬い便で、切れ痔を起こすことがあります。
3. ケイレン性便秘
大腸の運動が強すぎ、ケイレンを起こし、便の通過を妨げて便秘になるタイプです。大腸過敏症のタイプ、また精神的ストレス、自律神経失調症等が原因で起こります。特徴としては便意は強いが排便困難、腹痛、腹がゴロゴロ鳴ったり、腹が張ったりします。便はウサギの糞状の細いものです。

便秘の治療

特に病気があるわけではない、一般的な便秘である機能性便秘の場合は、まずは、食事や運動等の生活習慣を見直し、便秘の原因を取り除くことで、その多くは軽快します。食事や生活習慣を改善しても効果がない場合等には薬を使用します。薬は長く使うと習慣性がついて、効果が現れにくくなるものもあります。